第九章 そして、それから3年後・・・
精査入院後、3ヶ月に1回のペースで経過観察をしてきてきましたが、悪化せず安定していたある夏のお盆のことです
なんかシモ(特に左のタマちゃん)に違和感がある
そしておしっこの切れがいつもよりイマイチ
と、いうことで人生初の泌尿器科を診断することにしました
これが大きなことになるとは本人含めまだ誰も知りませんでした・・・
職場に近くてお盆期間も診察している泌尿器科を探して朝イチに凸します
問診票を書き診察へ
問診をして
「多分前立腺の炎症で薬飲めばすぐ治ると思う」
とのことで一安心
「一応タマさんも確認しますね」
と、診察台へご案内
いそいそとズボンを降ろし横に
診察前、言われるかなと思ったのですが、いざそうなるとなんの感情もなかったです
先生が診察しながら
「これ、右だよ」
ひだりじゃない?みぎ?
なぜかここで思いついたのが(歯って痛いところと違うところが虫歯ってことよくあるよね)ってことでしたがどうでもいいです。思っただけです
「さわってごらん?」
恐る恐る左右のタマさんにふれる私の右手
「ほ、本当だ・・・右のほうが固くて大きいです//」
私の右手に、固く、大きくなった右のタマさんの感触がハッキリ伝わってきます
そうなんです!明らかに右のタマちゃんのほうが大きい、そして固い
左と比較すると明らかです
前立腺の炎症ってこんなこともあるんだと驚きました
が・・・・・
「これ悪い病気の可能性があるので大きい病院で見てもらって」
この言葉で察しました
多分腫瘍ができてるんだな、と。
こういうのって安心したときにやってくるのが地味に辛い
前立腺のお薬と紹介状をいただき、翌日午後に大きい病院へいくことになりました